空き家のお宝発掘社会実験

ページ番号1003051  更新日 2020年10月15日

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空き家のお宝発掘社会実験について

概要

南知多町は、ブックオフコーポレーション株式会社、株式会社浜屋、一般社団法人日本リユース・リサイクル回収事業者組合、空き家コンサルティング株式会社と協定を締結し、空き家内の不要な動産(家具や家電など)をリユース・リサイクルに活かすことによって空き家内の残置物の片付けに関する所有者の費用負担を軽減し、空き家の利活用と除却を促進することができるか検証するため、「空き家のお宝発掘社会実験」を実施します。

実験の背景

南知多町では空き家が増加しており、空き家が管理不全な状態になることで、周辺の住環境に悪影響を及ぼしていることが問題となっています。

空き家の利活用や除却が進んでいない原因の一つとして、空き家内の残置物の片付けに対する労力や費用が所有者にとって大きな負担となっていることが考えられます。

また、空き家を活用したり除却したりする際、空き家内の動産の多くがごみとして排出されてしまうことが懸念され、本町が取り組むごみの減量化に悪影響を及ぼす恐れがあります。

実験の仮説

空き家内の残置物の片付けに係る所有者の負担が、空き家の利活用と管理不全な状態の空き家の除却を促進する際に支障となっている。

実験の目的

民間事業者との連携により、空き家内にある不要な動産をリユース・リサイクルに活かすことで、空き家所有者の費用負担の軽減につなげ、さらに、空き家の利活用と管理不全な状態の空き家の除却が促進されるかどうか検証するための社会実験を行う。

実験の内容

  1. 空き家内の不要な動産から再利用・資源利用可能なものをリユース・リサイクル事業者が買取することで空き家所有者のごみの処分と収集運搬に係る費用負担が軽減するか検証するため、リユース・リサイクル事業者と一般廃棄物収集運搬業者との連携による課題解決モデルを作成する。
  2. 空き家所有者が空き家内にある不要な動産を処分する際に、課題解決モデルの実証実験を行うことで、排出されるごみがどれだけ減量し、ごみの処分費と収集運搬に係る費用がどれだけ減額するか検証する。
  3. 空き家の利活用または除却に関する無料相談を希望した空き家所有者が、無料相談実施後に「2.」を実施する意向を示すか検証する。
  4. 実証実験の結果から仮説を検証し、空き家内の動産の片付けに対する所有者負担の原因を明らかにすることで、課題解決に向けた有効性を検証する。

協定締結式の開催について

令和2年10月14日に、南知多町役場において、「南知多町における空き家のお宝発掘社会実験に関する協定」の締結式を実施しました。

令和2年10月14日の協定締結式の様子

協定締結式写真

写真左から、

  • 空き家コンサルティング株式会社 金石成俊(かねいし なりとし)さん
  • ブックオフコーポレーション株式会社 井上 徹(いのうえ とおる)さん
  • 南知多町長 石黒和彦(いしぐろ かずひこ)
  • 株式会社浜屋 小林 茂(こばやし しげる)さん
  • 一般社団法人日本リユース・リサイクル回収事業者組合 小林一平(こばやし いっぺい)さん

このページに関するお問い合わせ

防災交通課
〒470-3495 愛知県知多郡南知多町大字豊浜字貝ケ坪18番地
電話:0569-65-0711 ファクス:0569-65-0694
防災交通課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。