熱中症を予防し、元気な夏を過ごしましょう

ページ番号1001254  更新日 2023年5月26日

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熱中症とは

 熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体の中の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
同じ気温でも湿度が高い時や、急に暑くなったときは要注意です。

<熱中症になりやすいとき>

  • 気温が高い(28℃以上)
  • 湿度が高い(70%以上)
  • 風がない
  • 直射日光にあたっている
  • 体調が良くない(睡眠不足も含む)
  • 暑さに慣れていない

<熱中症になりやすい人>

  • 高齢者
  • 不規則な生活や体調不良などにより体力が落ちている人

特に高齢者と乳幼児は熱中症になると重症化しやすいため、注意しましょう! 

熱中症警戒アラートについて

「暑さ指数(WGBT)」は人間の熱バランスに影響の大きい「気温」「湿度」「輻射熱」の3つを取り入れた暑さの厳しさを示す指標です。単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。
「熱中症警戒アラート」は熱中症の危険が極めて高くなると予想される際に、気象庁・環境省より発表されます。

熱中症予防のポイント

暑い日が続き、熱中症の危険が高まっています。熱中症予防のため、以下のことに気を付けましょう!

1.暑さを避けましょう

・帽子、日傘、日陰を歩くなど、暑くて強い太陽から身を守りましょう。
・少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所へ移動しましょう。

2.のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をしましょう

・水筒やペットボトルを持ち歩いて、こまめに水分補給しましょう。
・1時間ごとにコップ1杯程度、入浴前後や起床後もまずは水分補給をしましょう。
・大量に汗をかいたときはさらに水分・塩分補給も忘れずに。

3.日ごろから体調管理をしましょう

・毎朝など、定時の体温測定と健康チェックを行いましょう。
・暑さに備え、暑くなり始めの時期から、無理のない範囲で適度に運動をしましょう。(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度)
・体調が悪い時は、無理せず自宅で静養をしましょう。

熱中症の症状と対応

重度 症状 対応
軽症 めまい、立ちくらみ、こむらがえり、大量の汗、筋肉痛
  • 涼しい場所に移動し、水分・塩分補給を行い、休みましょう
頭痛、吐気、体がだるい、体に力が入らない、集中力や判断力の低下
  • 水分が口から飲めない場合はすぐ救急車を呼ぶ
  • 症状が改善しない場合は医療機関を受診
重症 意識がない、呼びかけに対し返事がおかしい、けいれん、高体温、まっすぐに歩けない(走れない)
  • 氷のうなどで冷やし、救急車を呼びましょう

応急処置

  1. 涼しい場所に移動し衣服をゆるめ、安静に寝かせる。
  2. エアコン、扇風機、うちわなどで体に風をあてて冷やす。
  3. 脇の下や太もものつけ根を氷などで冷やす。
  4. 飲めるようであれば、水分や塩分(食塩水やスポーツドリンク)を少しずつしっかり飲ませる。

熱中症に関するホームページ

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このページに関するお問い合わせ

健康子育て室
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