(離島分)回収後にチェンソーオイルへリサイクル

ページ番号1004446  更新日 2024年3月11日

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水質汚濁防止とごみ減量(家計の節約と生活改善)

  • 食用廃油が台所からそのまま排出されると、水質汚濁の原因となり海や川が汚染されます。流しに油を流すと、詰まりの原因になります。流さなければ後々の掃除が楽になります。しっかり処理しましょう。
  • 廃油を固めて捨てるとゴミですが、リサイクルすれば資源(チェンソーオイル)となり、ゴミの減量もできます。※固める材料や可燃ごみ袋を購入する必要もなくて、節約できます。

チェンソーオイルリサイクル図

(1)小牧市へ

運搬車両
専門業者が小牧市の再生工場へ運びます

(2)再生工場へ

再生工場の写真
食用廃油から生分解性チェンソーオイルへと生まれ変わります

チェンソーオイルとは

チェンソーオイル飛散の図

チェンソーは、稼働中チェーンが回転し、木との摩擦を防ぐため潤滑油(チェンソーオイル)が必要不可欠です。

チェンソー使用時に飛散している潤滑油は、推計で年間16,000㎘(ドラム缶8万本)以上にも及びその多くが鉱物性オイルと言われてます。

鉱物性由来のチェンソーオイルは、ほとんど環境中に放出されて、土壌地下深くに浸み込んだ場合、分解には数十年、場合によってはそれ以上かかることがあります。森林の汚染が進み鉱物油由来潤滑油が地下水に混入して河川や湖沼に移行し、川下に位置する都市部の飲料水を汚染することが想定されるため、生分解性チェンソーオイルへの速やかな切り替えが求められます。

【愛知環境賞優秀賞受賞】

 「使用済天ぷら油を原料とした生分解性のあるチェンソーオイルを開発し、廃棄物の削減や土壌汚染の防止に寄与したことは、環境負荷の低減と循環型社会の形成に大きく貢献する」と愛知環境賞受賞において評価されました。

(3)生分解性チェンソーオイルに生まれ変わります

再生された製品とその使用例写真
間伐に使用されます。

長野県根羽村森林組合の活用例

豊かな森林に囲まれた根羽村では、自然災害に備えた森林整備、治水整備などの森林保全や、生態環境(矢作川源流)に関わる保護など、生活や命に関わる山の整備を行ってます。

川から海まで汚染を防止

矢作川から島へのリサイクル図

矢作川の源流(根羽村)の水は三河湾に注がれます。また、源流(根羽村)で地球にやさしい生分解性のチェンソーオイルを使用することによって、矢作川流域の水は守られ、流れた先の三河湾をはじめとする海洋汚染を防いでいます。

根羽村森林組合をはじめとする生分解性チェンソーオイルの使用は、海と山を結びつける大切な取り組みです。

 

捨てないで!“使用済のてんぷら油”!
使用済みてんぷら油のリサイクルは私たちの地球と生活を守ります
魚を食べる図
きれいな海から、豊かな食生活が育まれます

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