篠島
鯛としらすとフグの島
自然が作り上げた芸術の島
三河湾国定公園内にある篠島は、愛知県知多半島の先端、師崎港から約3キロメートルに位置する面積0.94平方キロメートルの島。昔から「東海の松島」と呼ばれ、変化に富んだ周囲8キロメートルの海岸線は大小十数の島からなる、まさに「自然がつくりあげた芸術品」である。万葉集には「夢のみに 継ぎて見えつつ 小竹島(しのじま)の 磯超す波の しくしく思ほゆ」と詠まれており、島には歌碑が建てられている。また『日本書紀』の記録以来、伊勢神宮との結びつきが強く、古くから歴史がある島としても興味深い。
- 面積
- 0.94平方キロメートル(平成27年国勢調査)
- 人口
- 1,581人(令和3年3月末現在)
- 世帯数
- 606世帯(令和3年3月末現在)
- 観光客数
- 15万人(令和2年度)
篠島の歴史を訪ねる
『日本書紀』によると伊勢神宮を建立した天皇一行が船で伊勢湾を旅していたときに篠島に立ち寄った。その際に海産物、特に鯛をことのほか喜ばれ、「ぜひ伊勢神宮へ献上してみてください」と言われ、伊勢に旅立っていたと書かれている。それ以来、千年以上にわたって、毎年3回(6月に188匹、10月・12月にそれぞれ160匹、計508匹)島の神職が島でとれた鯛を塩漬けに調整し、伊勢神宮内宮へ献上している。
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