南海トラフ地震臨時情報発表時の対応について
南海トラフ地震の特徴
南海トラフ地震とは、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界域を震源域として発生する大規模な地震で、概ね90年から150年の間隔で発生しており、過去にも大きな被害をもたらしています。また、複数の領域で連動するなど、周期性・連動性があるとされています。
南海トラフ地震臨時情報とは
南海トラフ地震臨時情報とは、南海トラフ地震が発生する可能性が相対的に高まっていると評価された場合に、気象庁から発表されるものです。キーワード(巨大地震警戒、巨大地震注意など)とあわせて発表されますので、町からの呼びかけに応じた防災対応をとりましょう。
※南海トラフ沿いの想定震源域のプレート境界面で通常と異なるゆっくりすべりが観測された場合も、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されます。
情報発表までのフロー
町民の皆さんへ
臨時情報が発表された場合、町は一定期間、大規模地震の発生に備えるよう呼びかけます。
<南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)が発表されたとき>
発表から1週間 | 2週間目 | 2週間経過後 |
---|---|---|
巨大地震警戒対応 | 巨大地震注意対応 | 通常の生活に戻る |
〇地震への備えを再確認する 〇できるだけ安全な行動をとる 〇個々の状況に応じて身の安全を守る等の防災対応をとる |
巨大地震警戒対応に準じた行動をとる | 大規模地震発生の可能性がなくなったわけではないことに留意しつつ、通常の生活に戻る |
事業者の皆さんへ
巨大地震警戒対応 | 巨大地震注意対応 |
---|---|
最初の地震後に発生の恐れのある大規模地震に最大限警戒しつつ、できるだけ必要な事業を継続することを基本とする | 巨大地震警戒対応に準じた対応を実施した上で、個々の状況に応じて、日頃からの地震への備えの再確認、施設及び設備等の点検、代替の物資調達先や輸送ルートを検討しておく等、最初の地震後に発生の恐れのある大規模地震に備えて注意した対応をとりつつ、必要な事業を継続する |
※南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)が発表された際の防災対応について、事業継続計画(BCP)等に盛り込む等、とるべき対応をあらかじめ検討しておくことが大切です。
皆さんへのお願い
臨時情報が発表されることなく、突発的に大規模地震が発生することもあります。建物の耐震化、家具・家電の固定など、自らの命と大切な人の命を守るために、できることを今から準備しておきましょう!
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
災害対策本部
〒470-3495 愛知県知多郡南知多町大字豊浜字貝ケ坪18番地
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