地域猫活動のすすめ

ページ番号1004639  更新日 2024年4月23日

印刷大きな文字で印刷

地域猫活動のすすめ

 その地域に住んでいる住民の方が、地域に住み着いている所有者のいない猫に不妊去勢手術を行い、その後、猫の命が絶えるまで、えさやりやふん尿の始末などの世話を地域で行うことで、不幸な猫の姿を徐々に減らしていき、地域における野良猫によるトラブルの減少につなげる活動をいいます。

地域の住民が主体となり、

(1) 不妊去勢手術をする

(2) 適切なえさやりをする

(3) えさ場の清掃・管理をする

(4) トイレを設置し、ふん尿の始末と管理をする

(5) 地域で協力して(1)~(4)を継続して実施していく

(1)不妊去勢手術の実施

  • 新たに子猫が生まれないので、猫の数が増えず、今ある命を一代限りで全うさせることができ、殺処分することなく、徐々に数を減らすことができます。
  • 発情によるケンカや鳴き声がなくなります。
  • オスの尿のにおいが薄くなります。

(2)適切なえさやりの実施

(3)えさ場の清掃・管理の実施

  • お腹をすかせて、ごみをあさることがなくなります。
  • 置きエサは他の地域から移動してきた猫まで居つかせる原因になり、ハエを発生させるなど不衛生な状態を作ります。エサを与える場合は、「時間」と「場所」を決め、適量を容器に入れて、食べ終わるまで見守ります。食べ終わったら速やかに片づけて、きれいに掃除してください。

(4)トイレの設置と清掃・管理の実施

  • エサを食べれば排泄もします。それが公共の場所やご近所の庭先であってはいけません。
  • 猫は排泄場所として砂地を好みます。プランターの中に砂を敷くなどすれば簡単に排泄場所は作れます。エサを与えるなら必ず排泄場所を作り、掃除をしてください。

地域猫活動の支援について

公益財団法人どうぶつ基金さくらねこ無料不妊手術事業
 公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体などと連携してTNR事業を行います。

 「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し、「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」を「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。

 南知多町は、令和6年4月から公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)」で発行している無料不妊手術チケットの交付窓口となり、地域猫活動を行う町民(個人、ボランティア団体など)に対し、チケットを配布します(希望制)。

 チケットを受け取り後、ご自身でどうぶつ基金の協力病院に飼い主のいない猫(野良猫)をお連れいただいて、不妊去勢手術をしていただくことになります。
 チケットのご利用を考えている方は、まちなみ環境課へご相談ください。
なお、チケットについては、お渡しまで時間がかかります(最短でも1カ月程度)。ご利用を検討されている方はお早めにご相談ください。
 ※ノミ除け薬やねこ風邪予防のワクチンは無料で投与されますが、病院によっては別途費用(抗生物質など)を負担していただく場合があります。

犬・猫に関する相談は愛知県動物愛護センター知多支所または役場まちなみ環境課へご相談ください。

愛知県動物愛護センター(知多支所)
電話:0569-21-5567
住所:半田市乙川末広町100-1

このページに関するお問い合わせ

まちなみ環境課
〒470-3495 愛知県知多郡南知多町大字豊浜字貝ケ坪18番地
電話:0569-65-0711 ファクス:0569-65-0694
まちなみ環境課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。